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高麗人参とお酒の関係性
高麗人参をお酒に漬け込んだ高麗人参酒があるように、お酒と高麗人参は深く関係しています。高麗人参に含まれるサポニンのジンセノサイドには二日酔いや悪酔いを予防し、肝臓の負担を軽くする働きがあります。
アルコールと二日酔いの関係
アルコールは胃腸で吸収された後、血液中に溶け出し、肝臓でアルコール脱水酵素によりアセトアルデヒドという毒性物質に分解されます。アセトアルデヒドはアセトアルデヒド脱水素酵素の働きで無害の酢酸になり、その後、水と二酸化炭素になり体外に排出されます。
お酒を飲み過ぎると、大量のアセトアルデヒドが発生し、血液に溶け全身に広がります。
肝臓でのアルコールの代謝が追いつかなくなり、翌日にもアセトアルデヒドが残り、二日酔いの症状が発生します。
お酒を飲むと顔が赤くなったり、吐き気、動悸、頭痛がするのはこのアセトアルデヒドによるものです。
アセトアルデヒドは癌のリスクを高め、脂肪肝や肝硬変の原因とされています。
高麗人参が二日酔いを軽減
高麗人参の特有成分であるサポニン、ジンセノサイドにはアセトアルデヒドの分解を促すアセトアルデヒド脱水素酵素の働きを促進する働きがあり、アルコールの解毒を助けます。このことから、高麗人参は二日酔いや悪酔いを予防、改善する効果があり、肝臓の負担を減らします。
高麗人参とアルコールを使った実験では、アルコールと高麗人参を一緒に摂取すると、アルコールだけを摂取するよりも血中のアルコールの濃度が低くなるという結果がでています。
高麗人参酒の効果
焼酎やブランデー、ウイスキーなどのお好みのお酒に高麗人参を漬け込んで作る高麗人参酒は、少量ずつ飲むと健康上のメリットが得られます。高麗人参は血行を促進し、冷え性や低血圧の改善に効果があります。
元々お酒は、血行を良くする働きがあるため、高麗人参との相乗効果で血行改善が促進されます。
高麗人参酒の作り方
高麗人参酒は市販されていますが、家庭でも簡単に作ることができます。作り方は生または乾燥した高麗人参を消毒済みの広口瓶に入れ、ホワイトリカー、ブランデー、ウイスキー、焼酎など、アルコール度数が35度以上のお酒を注ぎます。
蓋をして冷暗所に置きます。
生の高麗人参を使うと1〜2ヶ月、乾燥したものなら3〜6ヶ月程で飲めます。
日に10cc程度を飲むと良いといわれています。
飲みにくい場合は、はちみつやガムシロップで甘味をつけると飲みやすくなります。
水割りや炭酸で割って飲んでも飲みやすいです。
また、高麗人参を漬け込む時に一緒に乾燥ナツメや氷砂糖を入れるとお酒に自然な甘味がつきます。
使用した高麗人参は再度、お酒作りに使えます。
それ以外にも料理に使うこともできるので、無駄にすることはなく、有効に使用しましょう。
もっと簡単で便利な方法は、高麗人参のパウダーを使用することです。
お好みのお酒にパウダーを溶かして飲みます。
パウダーは料理やスムージーなどにも使えるのでとても便利です。
高麗人参酒は少量を継続して飲むと、サポニンの持つ効果を得ることができるので、是非、お試しください。