高麗人参の保存方法

高麗人参は生、乾燥、粉末、エキスなど色々な種類があり、それぞれ保存方法や保存期間が違います。
これから高麗人参の購入を考えている方は、保存方法も購入時のポイントにすると無駄にすることなく、高麗人参が有効に利用できます。

タイプ別による高麗人参の保存方法

生の高麗人参

生の高麗人参は水参と呼ばれています。
水参は水分が多く含まれているため痛みやすく、長期保存には向きません。
極力早く食べきるか、人参酒やはちみつ漬けに利用するようにします。
保存する場合は新聞紙かキッチンペーパーに包み、冷蔵庫に入れます。
野菜室があればそこに入れ、10日以内に消費するようにします。
冷凍保存も可能ですが、一旦冷凍すると食感が多少変わります。
冷凍しても早めに使うようにします。

生の高麗人参を乾燥させ保存

生の高麗人参を乾燥させると長期的に保存が可能です。
そのままか、または適当にスライスしたものをザルなどに広げ、天日干しします。
気温や天気によりますが、大体3〜5日でパリパリに乾燥します。
乾燥した高麗人参は密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存します。
家庭で出来る簡単な方法なので、生の高麗人参が手に入れば、乾燥させて保存してみて下さい。

長期保存が可能な高麗人参

白参の保存方法

水参の皮を剥き、天日で干すか、又は熱風で乾燥させたものを白参と呼びます。
白参は水分含有量が14%以下で腐りにくく、長期保存に向いています。
白参を入手した場合は高温多湿を避けた冷暗所で約1年間保存ができます。
直射日光にも注意しましょう。
真空パック入りの白参は約3年間保存ができます。

紅参の保存方法

水参の皮を剥かず、水蒸気で蒸し、水分が1

5〜13.5%になるまで乾燥させたものが紅参です。
紅参は高麗人参の中で、最も上質で薬効が強いとされています。
紅参は、国内で販売されている高麗人参の製品に多く使用されています。
真空パック入りの紅参は10年以上保存することが可能です。
すべての高麗人参の中で、紅参が一番長期的な保存に向いています。
白参同様、高温多湿、直射日光を避けた場所で保存します。

高麗人参のサプリメントの保存方法

高麗人参はサプリメントとして、色々な形で加工されたものが販売されています。
どのようなタイプのサプリメントでも、注意書きに書かれている保存方法に従って保存します。
消費期限も守るようにしましょう。
一般に、粉末や錠剤、タブレットは消費期限が長期に渡ります。
どのタイプでも湿気を嫌うので、高温多湿の場所を避けて保存します。
直射日光にも気をつけます。

高麗人参のエキスなど、開封後は早めに消費した方が良いと指示されているものは、一旦開封したら冷蔵庫に入れて保存した方がよいでしょう。

開封後、消費期限内であっても、匂いや味に違和感を感じるようであれば、念のため摂取をしないように気をつけます。
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