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高麗人参は血圧にも効果あり?
近年の研究で、高麗人参は低血圧、高血圧ともに改善する効果があることがわかっきました。高麗人参に含まれる特有成分のジンセノサイドが、血圧を調整する働きを持っています。
血圧の異常は、大きな病気の原因になることもあり注意が必要です。
高血圧に効く高麗人参
高血圧とは
安静時の血圧が、慢性的に正常とされる値よりも高くなる状態が高血圧です。高血圧は脳卒中、心臓病、慢性の腎臓病など、深刻な病気のリスクを高めることが明らかになっています。
日本高血圧学会が定めた2014年のガイドラインでは、高血圧を3段階にレベル分けしています。
I度高血圧は最高血圧が140〜159mmHgかつ/または最低血圧が90〜99mmHg、II度高血圧は最高血圧が160〜179mmHgかつ/または最低血圧が100〜109mmHg、III度高血圧は最高血圧が180mmHg以上かつ/または最低血圧が110mmHg以上と定めています。
高麗人参のサポニンが高血圧を改善
高麗人参はサポニン、ジンセノサイドを特有成分として含みます。高麗人参の栽培年数や加工方法によりサポニンの含有量に違いがありますが、6年目の高麗人参を使い、紅参に加工したものが最も多くのサポニンを含み高品質とされています。
紅参に含まれるジンセノサイドの中には、中性脂肪やコレステロール値を低下させる働きを持っているものがあり、脂質異常症を防ぎ、動脈硬化、血栓を予防し、高血圧を防ぐ効果があります。
高血圧の原因は動脈硬化のほかにも塩分の摂り過ぎ、肥満、遺伝などが考えられます。
高血圧改善には高麗人参の摂取と同時に食生活の見直しが必要です。
低血圧に効く高麗人参
低血圧の症状
低血圧は最高血圧が100mmHg以下が目安にされています。低血圧は遺伝によるものが多く、比較的痩せている若い女性に多くみられます。
全く自覚症状がない場合と、頭痛、めまい、動悸、倦怠感、耳鳴り、息切れなどの症状がある場合があり、すぐに疲れる、元気が出ないという特徴もあります。
低血圧の種類と原因
低血圧は遺伝以外にも、急に立ち上がることにより血圧が急激に下がる起立性低血圧、病気が原因で低血圧になる症候性低血圧があります。起立性低血圧は自律神経がうまく働かず、血液が頭の方まで上がらなくなり、脳の血液が不足することにより起こります。
症候性低血圧は心筋梗塞、心筋症、不整脈などの心疾患、肺の疾患、甲状腺の機能の低下やホルモンの疾患などが原因で起こります。
また、抗うつ薬、睡眠薬、降圧薬などの摂取により低血圧になることがあります。
高麗人参のサポニンが低血圧も改善
高麗人参のサポニン、ジンセノサイドは自律神経に作用し、交感神経と副交感神経のバランスを取る働きがあり、低血圧を改善し、正常な血圧に調整する効果があります。ジンセノサイドは血行を促進する働きもあり、低血圧の改善に有効です。
高血圧、低血圧の両方に働く高麗人参
このように高麗人参は、高血圧は低くし、低血圧は上げる働きがあります。矛盾しているように聞こえますが、要は血圧を正常に調整する効果を持っているということです。
病院での臨床実験でも、高麗人参は高血圧、低血圧の両方に有効に働くという結果が出ています。
前述したとおり、高麗人参の有効成分、ジンセノサイドは6年根を使用した紅参に最も多く含まれています。
血圧を正常値に戻すためには食生活を見直し、減塩を心がけ、高麗人参を補助的に摂取すると良いでしょう。