高麗人参は認知症にも効く?

高齢化社会が加速すると認知症も増加します。
認知症にはアルツハイマー型認知症、脳血管型認知症、レビー小体型認知症があり、最も多いのがアルツハイマー型認知症です。
これらの認知症の改善に高麗人参が効くという実験結果が報告されています。

高麗人参は認知症に効く

アルツハイマー型認知症とは

アルツハイマー型認知症は女性に多くみられる認知症です。
脳内にある海馬と呼ばれる記憶に関与している部分を中心に、神経細胞が死滅していきます。
アルツハイマー型認知症はもの忘れがひどく、記憶の障害が段々と進行し、やがて徘徊などが起こります。

アルツハイマー型認知症は、脳内にアミロイドβと呼ばれるたんぱく質が蓄積することにより、神経細胞が破壊され発症に至ります。
アミロイドβは、アルツハイマーの症状がない頃からすでに蓄積が始まっているといわれています。
アルツハイマー型認知症は、現時点で完治させる薬や療法はありません。
しかし早期に発見すると進行を遅らせる助けになります。

アルツハイマー型認知症と高麗人参

膵臓から分泌されるインスリンは、ブドウ糖をエネルギーに変換する際に働くホルモンです。
不要になったインスリンはインスリン分解酵素により分解されますが、その際にアミロイドβも分解します。

大学で行われた実験で高麗人参はインスリンに似た物質が含まれ、アミロイドβの分解を助ける働きがあることが報告されています。

また別の実験でも、高麗人参は脳の神経細胞が死滅するのを抑制する働きがあることが確認されています。

脳血管型認知症とは

脳血管型認知症は脳梗塞や脳出血、くも膜下出血により脳内の血液の循環が滞り、脳細胞の一部が死滅してしまうことにより発症します。
男性に多い認知症の型で、急激に認知症状が現れます。
手足のしびれや麻痺が起き、感情の起伏が激しくなり、認知機能障害が起こります。

脳血管型認知症と高麗人参

脳血管型認知症の原因となるのは血管の病気をひき起す動脈硬化です。
高麗人参に含まれる特有成分のサポニンの一種、ジンセノサイドは動脈硬化を予防する働きがあり、血栓予防に効果があります。

国内外の大学で行われた試験でも、高麗人参は脳血管型認知症に有効であるという結果が出ています。

レビー小体型認知症とは

レビー小体という特殊たんぱく質が脳内にできることにより神経細胞が死滅して起こる認知症をレビー小体型認知症と呼び、認知機能の障害、幻視、うつ、妄想、パーキンソン症のような症状がでます。

レビー小体型認知症と高麗人参

近年、大学での研究によると、レビー小体という特殊たんぱく質のうちのいくらかは、アルツハイマー型の原因になるアミロイドβである可能性があると報告されています。
高麗人参はアミロイドβの分解を助ける働きがあるので、レビー小体型認知症の抑制にも効果が期待できるのではといわれています。
今後の更なる研究結果が待たれます。

認知症予防に気をつけたいこと

前述したとおり、認知症の原因となるアミロイドβはインスリン分解酵素で分解されます。
インスリン分解酵素の主な働きはインスリンの分解です。
炭水化物の食べ過ぎなど、インスリンが過剰になる食生活を続けていると、インスリン分解酵素がアミロイドβの分解に追いつかなくなってしまいます。
糖尿病、あるいは糖尿病予備軍の人はインスリンが過剰で、アミロイドβが蓄積しやすく、アルツハイマー型認知症にかかりやすいといわれています。

認知症予防のためにも、糖尿病にならないように生活習慣に気をつける必要があります。
高麗人参は糖尿病、生活習慣病の予防にも効果が認められています。
このことからも高麗人参の継続的な摂取は、認知症の予防に繋がるといえるでしょう。
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